ぽかぽか、ひだまり日和

障害者就労支援施設、うつ病、転職活動・・・。ひだまりのようなあたたかい場所を見つけられるように、いろいろ試行錯誤しています。そんな日々をつづっています。

これに気をつければ成功率2倍!障害者の就職

 

体験で参加している障害者就労支援施設のZUTTO!の就労支援のプロ、I井さんに

インタビューしてきました。

I井さんは長年障害者と企業とのマッチングを行ってきたこの道のベテランです。

成功例、失敗例たくさんの事例を見てきました。その経験から得た障害者が幸せに働き続けるために大切なことを教えていただきました。

 

 

 

障害者の就職で成功する人・失敗する人の違いとは

体力・精神力など、就労する準備が整っているか。そこが成功する人と失敗する人の違いです。うまくいかない人は、その時期じゃないのに就労してしまった人です。

あせらずに、力を蓄え、好機を待つ。難しいですが、それが大事なんですね。

そのために準備するべきことを教わりました。

 

体力をつける

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障害者枠での就労では、週3日・4時間などのパートタイム勤務など多様な

勤務形態があります。とはいえ、働くにはまず体力が必要です。

就業時間に加えて、往復1~2時間の通勤時間、しかも満員電車に揺られて・・・。

働くということは、体力がないとできません。

 

給料ではなく環境を重視する

専門職などやりたい職種にこだわりすぎず、視点を変えて、働きやすい環境かどうかに

注目してみる。そうすると選択肢の幅が広がります。

 

大企業ではなく中小企業に注目する

障害者の法定雇用率の引き上げにより、現在、従業員300名未満の中小企業が障害者の雇用に積極的になっているそうです。多くの大企業は、すでに法定雇用率を満たしているのだそう。需要のあるところに注目してみましょう。

 

ずっと働き続けられる職場を見つけるには 

I井さんが障害者と企業をマッチングするときに、一番重視しているのが

その企業に障害者をフォローできるスタッフがいるか、ということ。

障害者が困った時に話を聞いてくれ、対処してくれる人がいるか。

そこまで見極めて、求人の紹介を行っているそうです。

 

その支援員さんに、素直に自分を出せますか

 

I井さんによると、障害者が 自分にあった就職先を紹介してもらうために一番大切なことは、就労支援員との間に素直になれる関係をつくれるかどうか、だといいます。

支援員は、その人の悩み、特性がどこにあるのかを把握しないと、マッチングできない。

悩んでいることを素直に言えるか。自分の状況を素直に話せる環境を作れるかどうか、が就労支援施設として大切なこと、だといいます。

そして、その人の特性、目指したい方向を見極めて、その人のためのプログラムを

一緒に話し合いながら作っていく。それがZUTTO!の支援です。

 

ここまでやってくれるところ、他にあるでしょうか?!